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たどり着いた夏
¥1,210
【店主オススメ本☆】 日々の食事、出先で飲むコーヒー。本にいつも救われた。文章を書くことで心が保たれた。 「丁寧に書き留められたこの世界は、どうしてこんなにもやさしく光るのだろう。筆からこぼれ落ちた欠片すらも、消えることなく、そのまなざしが照らす淡い光のなかで、色や影となってゆらめいている。」――辻内千織(出版社勤務) 「長い季節を行ったり来たりしながら歩いている人がいる。頼りない言葉をそれでも信じて、寛容や感謝に置き換えて、それを配って歩いている。」――吉川祥一郎(blackbird books) 目次 はじめに かくかくしかじか 五月最後の週末、day1 五月最後の週末、day2 Re:Re:デザインの力 六月最後の週末、day1 六月最後の週末、day2 本を読むこと 『本を抱えて会いにいく』刊行記念フェア@梅田 蔦屋書店 ひとの営み 『長い一日』 華麗なる日々 どこにでもある、今だけの土曜日 年月を経ても迎えられる、この場所の日曜日 パノララ Re:華麗なる日々 小さい声の共鳴 夏がはじまり、歩きながら考える 店頭での本との出合い ともにしあわせになるしあわせ 『旅の本』 風の音を聞く 夏はめぐる あとがきにかえて ページ数 114 判型 A5判 装丁 柏崎沙織 著者プロフィール 橋本亮二(著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』 ※同梱ご希望の商品がある場合は、お手数ですがご購入手続き前にご連絡ください。
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手紙を書くよ
¥1,540
【店主オススメ本☆】 誰かのことを思うとき、風景がまず浮かぶ。出会ったときのこと、再会を喜んだこと、ともに涙したこと。そのとき流れていた音、まわりにあった本。そのことをそれ単体としても読めるものとしてエッセイのように書き、手紙をしたためる。呼応したり、しなかったりするだろう。そんなかたちの本を作りたいと思った」 エッセイから書き出され、二往復される手紙、そしてエッセイで結ばれる。五人との交感。 目次 手にしてくださった、どなたかへ 光あれ 祈り 社会を開く 「いいね」をやめる、そして「いいな」へ あの日のことおぼえてる? 点と点をつなぐ 「あの日」から 歩きながら考える Hさんのテディベア ページ数 180 判型 四六判 装丁 柏崎沙織 著者プロフィール 橋本亮二(編著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』 赤阪泰志(著) 1962年大阪府生まれ。大学卒業後、名古屋市のちくさ正文館書店入社。店頭販売では学参、語学書などを担当。外商も担当した。2020年退職、同年世界思想社教学社入社。東海3県を中心に学参、教養書の販売促進を行う。 鎌田裕樹(著) 1991年生まれ。農家見習い、文筆業。元本屋。 佐藤裕美(著) 1985年福岡生まれ大阪育ち。心斎橋アセンス、スタンダードブックストア心斎橋、梅田 蔦屋書店を経て、出版社の営業へ。 佐藤友理(著) 1988年宮城県生まれ。高校卒業後、岩手、千葉、東京、香川、徳島での暮らしを経て、2018年に地元に戻り、現在はせんだいメディアテーク職員。遠くで暮らす十人のエッセイ集『まどをあける』企画編集。 中田幸乃(著) 1991年愛媛県生まれ。佐渡島の山間部の集落で「ニカラ」という本屋を営んでいます。佐渡生活は三年目、パートナーと猫と暮らしています。日々の楽しみは、コンビニで買う『週刊少年ジャンプ』と『暮しの手帖』。 ※同梱ご希望の商品がある場合は、お手数ですがご購入手続き前にご連絡ください。
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うもれる日々
¥1,210
【店主オススメ本☆】 初めて作った小さな本。2019年秋の文学フリマ東京までの道のり。本を売ること、読むこと、書くこと。 「本を読んで、カレーを食べて本屋に行く。ああ、うらやましい、と思ったけど、自分もそんな生活をしている。」――武田砂鉄 「世界中の本と、人と、暮らしを、橋本さんがつなぐ。ここに記された言葉を読めば、それはまったく不可能なことではないと思える。はちきれそうなトートバッグに本と、本のための言葉を抱えて、いつか橋本さんは、ほかならぬあなたに会いにいく。」――大塚真祐子(書店員) 目次 文学フリマへの道のり 読書と酒 ブックス・ルーエで花本武さんと 九〇年代の頃 書きものへの反省文 夏の甲子園 花本兄ィとくぐつ草 知らないひとに出会う 二〇一九、諏訪の夏 東京で生きる デザインの力 言葉を届けるということ 岩田さんのこと 本を抱えてひとに会いに行く 『本を贈る』 はじめての執筆 『図書室』 文芸作品は三度手にしたい 『掃除婦のための手引き書』 どうしても買いたい場所 『夢も見ずに眠った。』 暗闇の中のひと筋の光 ページを開くこと 時間を超えて場をともにする 出版社の営業職であること おまけ 繁茂するデスク ページ数 86 判型 A5判 装丁 柏崎沙織 著者プロフィール 橋本亮二(著) 1981年、愛知県生まれ。出版社で営業職。共著『本を贈る』 ※同梱ご希望の商品がある場合は、お手数ですがご購入手続き前にご連絡ください。
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本を抱えて会いにいく
¥1,210
【店主絶対的おすすめ本☆】 橋本亮二『本を抱えて会いにいく』(十七時退勤社) 出版社の営業として活躍する橋本亮二さんが製本者・笠井瑠美子さんと立ち上げた出版レーベル・十七時退勤社より2020年秋刊行。『うもれる日々』に続く第2作目 サイズ:A5 ソフトカバー 定価:1100円(税別) ページ:108P 刊行時期:2020年11月 本屋としてやっていくために忙殺される日々の中、散らばった毎日に、そうだ!私は本が大好きだったんだ…とそんなシンプルなことを改めて思い出させてもらえた1冊です。 こんなにも本が好きな人いるんだ…。 年間200冊読んでいた頃の自分を思い出し、号泣してしまったのです。 本の可能性は読む人の数ほど無限大。 読み手の置かれた環境、タイミング、経験値などによって、幾通りのストーリーにもなるのです。 巻末に掲載しているブックリストもお宝のような情報です。 ※同梱ご希望のものがある場合は購入前にご連絡ください。ご対応させていただきます。
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製本と編集者
¥1,320
編者:笠井瑠美子 話す人:加藤木礼、友田とん、森本美乃里 版元:十七時退勤社 判型など:A5並製、108P 「これまでの出版業界にとって本を作るということは疑う余地もなく、紙の本を作るということだった。電子書籍が登場し、多くの人たちが当たり前にそれを読む端末を手にし、紙の本の価値を問われるようになって久しいが、それでもまだ紙の本のほうが商売になる(儲かる)という理由で、なんだかんだと紙の本は作られ続けている。けれど商売になるかどうか以前に、どうして紙の本をいいと思うのか説明できるようになりたい。それは自分がこの先もこの仕事を続けていく理由に繋がるはずだからだ。」 加藤木礼 一九七八年生まれ。東京工業大学大学院生命理工学研究科博士課程修了。二〇〇五年新潮社入社。十七年ちょっと文芸書と文芸誌を担当したのち、二〇二二年秋から個人出版社palmbooks(パームブックス)として活動をはじめる。一冊目となる赤染晶子さんのエッセイ集『じゃむパンの日』を二〇二二年文学フリマ東京秋で初売り後、全国書店で順次販売予定です。 友田とん 一九七八年京都生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、大学院で数学(トポロジー)を専攻し修士(理学)を取得。企業でIT関連の研究開発に従事する傍ら、二〇一八年に『『百年の孤独』を代わりに読む』を文学フリマで発表。ニ〇二一年に独立。『うろん紀行』(わかしょ文庫)、『アドルムコ会全史』(佐川恭一)、文芸雑誌『代わりに読む人』を刊行。著者に『パリのガイドブックで東京の街を闊歩する』シリーズ、『ふたりのアフタースクール ZINEを作って届けて、楽しく巻き込む』(共著・太田靖久、双子のライオン堂出版部)。 森本美乃里 一九九五年生まれ。奈良県出身。同志社女子大学表象文化学部英語英文学科卒業。児童書出版社、編集プロダクションを経て、フリーランスの編集者に。趣味は、散歩してお気に入りの木を探すこと。 ※同梱ご希望のものがある場合は購入前にご連絡ください。ご対応させていただきます。